玉手箱フィルム

映画好きなのに老後を楽しむために、20年間映画鑑賞を封印していたが人生も半分きたので解禁🎬鑑賞した映画を片っ端から記録していく日記である

やっと観ることが出来た話題作「君の名は。」

youtu.be

長年、映画鑑賞を封印していたが

数年前、長期に渡り話題となっていた今作を

早く観たいと思っていた

 

そのために、今作の情報を極力遮断しつつ

映画鑑賞解禁になる日を楽しみにしていた

 

そしてようやく先日、満を持して鑑賞した

 

先にバケモノの子を観ていたが

改めて今作もアニメーション作品の

映像美に感動した

 

バケモノの子でも話したが

私は綺麗すぎるモノはあまり好きではない

 

少し昔ながらの雰囲気も残しつつ

程よく現代的な映像技術が入っている

絶妙な感じが好きなのだ

 

今作もバケモノの子と同様

程よくて好きだ

 

そして肝心の物語は

今回も少しネタバレしながら…

といってもほとんどの人が知っている作品

なので、ネタバレ多めで感想を綴ろう

 

まず主人公の2人、高校生の瀧と三葉が

次元を超えて共存しているという始まりに

面白いと思いながらも、初めはなかなか

理解が追い付かなかった

 

夢だと思いきや現実で、本人たち自体が入れ替わる

のではなく、中身の魂が入れ替わるという

ところも面白かった

 

思春期の男の子と女の子が中身だけ入れ替わる

となれば、大騒ぎだがコミカルに

可愛らしく描かれていた

 

今作のポイントは「彗星の落下」ということになる

これは実際に映画を観た方は分かると思うが

観たことのない方には、何のことか分からないと

思うので、分かりにくく書いてみる

 

実は私は物語の中盤まで、瀧と三葉は

かなりの年数差のタイムリープなのではないかと

思っていたが3年ということで

それは結構意外だった

 

ただ、だからこその後半の畳みかけや

様々なカラクリや展開に面白さが

拍車をかけたのであろう

 

これ以上は全て話してしまいそうになるが

つい声に出して突っ込んでしまった場面だけ

言わせてほしい

 

それは瀧の告白のタイミングと手だ…

 

展開的にもタイミング的にも

仕方なかったとはいえ、ちょっと心がモヤモヤした

 

最後に、今作で好きだったのは

三葉の「瀧くん」と呼ぶ声だ

 

切なくも可愛い響きで

三葉が瀧の名前を呟くたびにキュンとした

 

これは上白石さんの声が可愛いのと

声に感情がのっていて素晴らしかった

 

全体的に甘酸っぱい青春の頃を

思い出させてくれた

今作に感謝したいと思う

 

素敵でした