玉手箱フィルム

映画好きなのに老後を楽しむために、20年間映画鑑賞を封印していたが人生も半分きたので解禁🎬鑑賞した映画を片っ端から記録していく日記である

22年前、私の心をえぐり今もなお瘡蓋のまま残り続けている作品「ダンサー・イン・ザ・ダーク」

youtu.be

この作品は、もう二度と見たくない作品だ

 

映画ファンなら知らない人はいないであろう

物語の展開も結末も、悲しすぎるからである

 

ブログの説明にも書いているが

私は20年間、映画鑑賞を封印していた

なのでこの作品は、封印前に見た作品だが

今も思い出すだけで苦しくなる作品として

鮮明に覚えているため、年齢と共に記憶が薄れていく前に

綴っておこうと思ったのだ

 

それでは、少しだけネタバレしながら

感想を綴っていこうと思う

 

まず、私がこの映画を観たきっかけは

主人公セルマ演じる、ビョークが好きだったからだ

当時の私は、この映画の内容を全く知らないまま

ただビョークが主演ということで

ワクワクしながら見た記憶がある

 

明るい印象のあるビョークが主役ということで

さぞ楽しい物語だろうと勝手に思い込んでいたからか

あまりにも理不尽な展開に、言葉を失った

 

セルマは何も悪くない…

 

最後までずっと心がモヤモヤした

そしてビルを恨んだ

 

今作の最後の光景

こんなに長い年月が経っても忘れられない

 

当時の私にはあまりにもショックが大きく

見た後は、数か月、他の映画も観る気に

ならなかったぐらいだった

 

この映画の最近の評価はどうだろうかと思い

検索してみると、名作だったという声もある

 

確かに、ここまでインパクトを与える作品は

これまでになかったが、どこかのレビューでもあった

後味が悪いという言葉を通り越して胸糞悪すぎる

 

とても共感できる感想だった

 

失明寸前の最中でも

空想の中で楽しそうに歌い踊る

セルマが可愛かったからこそ

現実との落差がありすぎて辛かったのか…

 

今作のファンの人には申し訳ないが

私の中では間違いなくワースト3に入る

 

ただ、この先もずっと忘れることはない作品である