玉手箱フィルム

映画好きなのに老後を楽しむために、20年間映画鑑賞を封印していたが人生も半分きたので解禁🎬鑑賞した映画を片っ端から記録していく日記である

陰キャによる裏方の戦いが面白い!実話を基にした「引っ越し大名!」

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最近の邦画はどんな感じなんだろ?と思い

なんとなくyoutubeのおススメに出てきた

この作品が目に留まったので

早速アマプラで拝見しました

 

少しネタバレしながら感想を綴っていく

 

まずは、この予告編がとても良く出来ていた

決して、映画が悪いというわけではない

ただ、この予告編が私好みだったのだ

 

さて、本作のテーマとなっている

「国替え」や「そのためのお引越し」について

私は詳しく知らなかった…

 

幼少期から父の影響で、ゴリゴリの時代劇が好きな私だが

水戸黄門暴れん坊将軍鬼平犯科帳など)

歴史の勉強は苦手だったため詳しくない

 

今作のことも、参勤交代ぐらいの感覚で見ていたが

参勤交代が単身赴任なら、国替えは転勤なわけで

(いや、正確にはもっと大きなことかもしれないが)

国ごとなので人数もお金も半端ない

 

参勤交代ぐらいの感覚で見始めた私は

そこまでのドラマがあるのだろうか?と

思っていたが、想像以上にいろいろあった

(今作の監督は、参勤交代をテーマにした映画も

撮っているようですね…今度見てみよう)

 

そして、登場人物がみんな個性的で

演技派な方ばかりだったので、主人公は星野さんですが

大勢の役者さん其々が光っていた

 

星野源さん演じる春之介は、書庫番として

書庫に籠り本の虫と化している青年だ

頼りなさそうな陰キャではあるが

引っ越しを取り仕切っていた

前任者が亡くなったため、急遽、引っ越し大臣に

任命されるわけだが、当初は逃げ回るなど

どうなることやらと思っていたが

物語が進むにつれ、春之介が成長していく様も

見どころの一つだと思う

私としては、こういった人が成長していく様を

見事に演じている星野さんの

俳優としての能力の高さを感じた

 

高橋一生さんが三枚目の役というところに

意外性を感じつつも、イケメンで面白いって

最高かよと思いました

 

高畑充希さんは、個性が強くて元々好きだ

今作でも芯の強い女性として、主人公を食ってしまう

勢いがあり魅了された

 

そして、私が登場人物の中で好きだったのは

高畑充希さん演じる於蘭の子「音松」が可愛かった

 

物語も、シリアスな部分とコメディ部分が

バランスよく描かれていて、テンポが良く

サクサク見ることが出来た

 

生粋の時代劇好きの人には

物足りなさを感じるかもしれないが

私は重めの時代劇も軽めの時代劇も好きなので

サクッと見ることが出来て爽快だった

 

こういった作品をもっと見つけていきたいと思う

 

映画を観てからドラマを一気見しました「99.9-刑事専門弁護士- THE MOVIE」

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私は10年前からテレビを見なくなり

パソコンと携帯で動画を見ているので

正直、初めはこの作品がテレビドラマで好評だったため

映画になったということ以前に、ドラマ自体も知らなかった

 

なぜ、この作品を見ることになったのかと言うと

実は現実にあった事件で、注目している事件があり

犯人は特定され逮捕され刑も確定しているが

いまだ謎な部分も多く、犯人は別にいるのではないか

と思っていて、本当はこんな感じだったんじゃ

ないだろうかという持論を知人に話したところ

私が話した内容に似ている映画があるから見てみたら?

と言われ見たことがきっかけである

 

結論として、知人が言っていた通り

私が実際に起こった某事件の大まかな内容は

こうだったのではないかということが

そのまま描かれており驚いた

 

某事件に関しては伏せさせてもらうが

細かい点は違えど、内容的にはドンピシャでした

 

さて、それでは少しネタバレしながら

映画としての感想を綴っていこうと思う

 

まず、この映画を観始めた時点では

テレビドラマの方を見ていなかったため

序盤でノリについていけない部分もあったが

trickの監督が今作の監督と知り

シュールなギャグを受け入れることが出来た

 

どうしても間合いや撮り方、ギャグに

trick感はあるが、この感覚は嫌いではないので

楽しく見させていただいた

 

ギャグとシリアスのバランスは良く

キャストの演技力が光っていた

 

私は若い頃から、ラーメンズファンである

 

なので片桐さんが出ていたことに感動した

(本当は、相方の小林賢太郎さんのファンだが…)

 

今作の良いところは、主人公は松潤であっても

登場人物の皆さんがキャラが濃いので、主人公独走という

感覚はなく、何度も言うが皆がそれぞれにキャラが

たっていたことが本当に素晴らしかった

 

物語の展開としても、私はあらかじめ知人から

少し聞いていたこともあり、大きな衝撃は

なかったけれど、何も知らずに見ていたら

もう少し楽しめたのかもしれない

 

この映画を観終わったあと、すぐにドラマを見た

 

そして、ヒロインを変えながら長く続いていた

ドラマだと知ることになり、一気見した

 

個人的には榮倉奈々さんが好きだ

 

また映画でも良いので続編を期待している

 

 

種族が違っても血の繋がりがなくても寄り添えば絆が生まれる「バケモノの子」

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この作品を見るきっかけとなったのは高校生の甥である

 

昨年、映画鑑賞を解禁した私は

いざ解禁したけれど、何から見ようか悩んでいた

 

私は人前で泣くことが恥ずかしいと感じるタイプの人間なため

感動作品は映画館でお客さんが数名のほぼ貸し切り状態の時や

家で一人のときしか見たことがなかった

 

ただ、昨年「涙活」なるものを知り

泣くことでストレス発散や自律神経を整える効果があるなど

体に良いということで、一人で涙活しようと決めた

 

もちろんネットで検索すれば、感動する作品は

溢れているのだが、どうせなら今どきの若い子が

好む作品を見てみようと思ったのだった

 

近年のアニメーション作品が素晴らしいことは

知っていたが、映像が素晴らしくても

内容はどうなのだろうと思っていたが

偏見は捨て、まずは観てみようと思い

数作品教えてくれた中、この作品から見始めた

 

まず、感想としてはやはり映像が素晴らしかった

正直、綺麗すぎるモノは好みではないのだが

(CGが多すぎるものなど)私のような素人が

言うのも烏滸がましいが、程良い描き方で好感が持てた

 

そして内容に関しては、少しネタバレしながら

綴っていこうと思う

 

まず、予告を見た印象では

主人公の九太と熊徹が時間をかけて

親子になっていく物語と思っていた

 

端的にはその通りだが

私は熊徹の友人の百秋坊と多々良の存在が

とても大きいと感じた

 

熊徹は不器用で無鉄砲な父親という感覚で

慈悲深い母の役割を

百秋坊が担っていたと思う

そして、多々良は皮肉屋ではあるが

親戚の兄ちゃんのような感覚で2人を見守っていて

温かい気持ちになれた

 

血のつながり以前に人間とバケモノという違いがありながら

家族という感覚がちゃんと伝わってきた

 

終盤の展開は予想外だったが

熊徹が何の迷いもなく、九太を守りたい一心で

決めた覚悟に感動した

 

母娘とは違い、父と息子の絆なので

ベタベタしている感じはないけれど

似た者同士の父と息子の

頑固で素直じゃないけれど

行動に愛が溢れていて良かったです

 

正直、もう少し猪王山と一郎彦のエピソードなどを

見たかったというのが本音

 

チコ、可愛かったなぁ…

 

 

もっと評価されるべき作品✨仲里依紗主演「時をかける少女」

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まずこの映画を観たきっかけは、私が昨年から見始めた

仲里依紗さんのyoutubeチャンネルのファンだからである

 

この映画のヒロインはもちろん仲里依紗さんですが

映画内の恋のお相手が現在の旦那さんである中尾明慶さん

ということもあり、すぐにアマゾンで視聴した

 

結論から言うと、仲里依紗さんの可愛らしさと

演技力に圧倒されてしまった

 

映画鑑賞を解禁してから、仕事が休みの日には

2~3作品鑑賞しているのだが、この映画を観た後は

何時間たっても余韻が残り、結局この作品で

頭も心も満たされていた

 

この「時をかける少女」は昔から有名だったので

初代の原田知世さんがヒロインの作品は過去に拝見していた

 

ただ、今作の面白いところは

初代の時をかける少女の娘の物語というところだ

それならば母親役は原田知世さんに演じていただきたかった

というのが本音だが、当時、撮影のスケジュールと

原田さんの都合が合わなかったのが残念

 

さて、ここから少しだけネタバレしながら

感想を綴っていこうと思う

 

細かく上げればきりもなく、SF作品なので

突っ込みどころも多いが、かなり割愛しながら

話すとすれば、正直、母の和子が事故にあい

搬送された病院で見たニュースがフラグと

なっていることは分かっていたけれど

終盤のバスターミナル…

あの場面は涙でぐしゃぐしゃになった

 

そこまでに、あかりと涼太の

喧嘩したり仲直りしたり…

あかりが時空を超えてやってきたこと以外

青春特有の甘酸っぱくも、何気ない毎日が

描かれており、それがまた良かった

 

親子の幸福度は遺伝するというが

母子で同じような経験をすることになるとは…

 

でも、あかりの方が辛いかな

 

やっぱりあの場面を思い出すと

涙が溢れてしまう

 

いきものがかりの歌も最高でした

 

素敵な作品をありがとうございました